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【調査研究】韓国視察レポート
2025年8月20日~23日に、プロジェクトメンバーで韓国のヤングケアラー支援の現状について学ぶことを目的とした視察に行ってきました。 韓国では、2021年に22歳の青年が介護していた父親を死亡させてしまうという介護殺人事件をおきたことを機に、「家族ケア青年」(ヤングケアラー)への社会的注目が集まり、2025年に「家族ケア等の危機児童・青年の支援に関する法律」が公布されたばかりです(※1)。 ヤングケアラー・ケアラーについては、イギリスをはじめとするヨーロッパでの研究・実践が盛んにおこなわれている反面、アジア圏での研究は未だ十分に行われていません。 2024年度よりYCARPが参画するCAREFILプロジェクトでは、東アジアにおけるケアラー支援の調査研究を行っており、今回の視察を初歩的な調査として位置付け、実施しました。 全行程を通して、韓国のヤングケアラー当事者団体「N人分」(N인분)メンバーと通訳のカン・ネヨン氏(キョンヒ大学 フマニタス・カレッジ 教授)に同行いただきました。 ※1 藤原夏人,2025,「ヤングケアラー及びひきこもり

YCARP
10月16日


【調査研究】北海道視察(社会福祉協議会・函館少年鑑別所等訪問、シンポジウム・研修会)レポート
2024年2月4日~7日まで、北海道視察にYCARP事務局5名と学部生1名で行ってきました。5日は札幌市にある北海道庁・北海道社会福祉協議会で、6.7日は函館市へ移動して函館少年鑑別所等でお話を聞き、独自の取り組みについて聞く事ができました。 【訪問先】 ・2月5日(月) 〈北海道庁 保健福祉部〉 北海道保健福祉部の野澤めぐみさんと意見交換を行いました。道内でのヤングケアラー実態調査の結果に基づいた、ケアラー支援推進条例等、具体的な取り組みについてお話を聞きました。 ・2月5日(月) 〈北海道社会福祉協議会ケアラー支援推進センター〉 5日の午後には、道庁と地下道で繋がっている北海道社会福祉協議会の、ケアラー支援推進センターの中村さん・鈴木さんと話し合いを行いました。ここでは、道社協のケアラー支援推進センターとしての具体的な事業や取り組みについてお話を聞き、ヤングケアラーの普及・啓発の重要性についても知る事ができました。 ・2月6日(火) 函館少年鑑別所への視察 函館少年鑑別所では、従来の少年鑑別所としての役割に加えて、「地域援助」の取り組みを中心

YCARP
2024年2月24日
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