秋のキャンプ for 子ども・若者ケアラーを開催いたしました。
10代~20代の7名の方にご参加いただきました。
子ども・若者ケアラーにとって、ケアの場である家から離れるかどうかということは、ケアラー本人の人生・ケアを受ける家族の両方を左右するとても大きくて難しい決断になりかねません。
そこで、短い時間で「ケアから距離をとることはどんな感じか」を体感・想像できる機会が届けられればいいな、という思いから、このキャンプは企画されました。
日々の生活から離れてゆったり過ごす、がこのキャンプのテーマですので、プログラムは詰め込みすぎず、自由参加のイベントをいくつか用意しました。
自己紹介・交流を兼ねたレクリエーション、焚き火を囲んでの夕食、お茶やお菓子を楽しみながらのアコースティックライブ。
そして夕食後は、自由参加のプログラムとして、映画鑑賞、ボードゲーム、ナイトハイクなど。
2日目は、自然が豊かなキャンプ場で、バーベキューを行いました。食後は自然のなかで、皆さんゆったりと思い思いの過ごし方をされていました。
参加者どうしもケアの話や好きなものの話、とても和気藹々として仲良くなられていた様子でした。
参加したスタッフも一緒になって、とてもリフレッシュできました。
企画段階でとても迷ったことは、参加者同士でケア体験を語る時間を多く設けるほうが良いのか、はたまた、ケア体験を語るということは大変な労力になるので、このキャンプの場ではあえて避けてリラックスしてもらうのとどちらが良いのか、ということでした。
参加者のみなさまからの意見を取り入れ、また来年以降の開催に向けて、ブラッシュアップをしていきたいと考えています。
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